歯を抜かない非抜歯矯正 ・ 6~11歳の矯正治療「床矯正」
矯正のために歯を抜くのって抵抗ありませんか?
6歳くらいから 永久歯に変わり始める子どもの歯・・・
デコボコした歯並びが気になるお母さんは歯医者さんに相談に行きました。
しかし、歯医者さんに
「もうすこし様子を見ましょう」
と言われてしまいました。
でも、いつまで様子を見ればよいのでしょうか?
それは12歳~15歳ころまでです。
矯正治療をするために抜く歯(多くは前から4番目の歯:第一小臼歯)が生えてくるのがこの時期だからです。
つまり抜く歯が生えてくるまで様子を見るのです。
これはアメリカ式の日本でも一般的な矯正治療です。もちろん、この矯正方法も一つの治療方法です。
しかし成長期の子どもだからこそ可能な“歯を抜かない”、しかも“お得な矯正治療”があります。
それが子ども向けの矯正治療「床矯正」です。
お子様の歯並びや咬み合わせでお悩みの方は、いつでもお気軽にご相談ください。
きれいな歯並びの子にしたい!素敵な笑顔の子にしたい!
次のチェック項目がひとつでも該当する方は小児矯正無料相談をご利用ください。
ところで“床矯正”ってどんな矯正治療なの?
床矯正を一言で言うと「顎の拡大治療」です。
“拡大”と言っても、ただただ顎を大きくするのではありません。
歯が凸凹(でこぼこ)になるのは、多くの場合、顎がきちんと育っていないためです。細くて狭い顎に歯がきれいに並ばないのは当然のことです。
また床矯正は咬合誘導の一種とも言えます。
咬合誘導は永久歯が正しく生えるように誘導する治療です。永久歯は部位によって生える時期が異なるため、永久歯の生え具合いを診ながら“きれいな歯並び”と“適切な咬み合わせ”を追求していきます。
歯を抜かずに矯正できる
顎を拡げてできたスペースを利用して歯を並べるため、健康な歯を抜かずに歯並びを整えることができます。
必要な時に矯正装置を外すことができる
固定式の矯正装置ではないので、食事中・国語や音楽などの話す授業・運動中は外すことができます。
歯並びだけでなく、本来の「良い顔」に成長できる
お子様の顎の成長を良い方向に促していくので、良い顔貌・良い輪郭に育てることができます。
早期に治療を始めれば費用も時間も少なくできる。
10歳頃までに治療が終えることができれば、矯正装置の数も少なくてすみます。
当歯科医院では矯正装置1個が約6万円です。年齢や歯並びの状態によって必要な装置の数は異なりますが平均で2~3個です。
床矯正では治せない歯並びがある
歯がねじれていたり、回転している場合は床矯正でスペースをつくった後、ワイヤーを用いた固定式の矯正が必要になります。
モチベーションが必要
床矯正で使用する矯正装置のメリットは着脱自在であることですが、これはデメリットにもなりえます。
床矯正では毎日20時間の矯正装置の装着が必要です。いつでも取り外せる分、“歯並びをきれいにしたい”といったモチベーションも必要です。
当歯科医院の小児矯正 “こだわり床矯正”
きれいになった歯並びを定着させる “保定期間”
人為的に動かした歯並びはそのままにしておくと元に戻ってしまいます。
そのため矯正治療では歯並びを定着させる保定期間が必要になります。床矯正も同様で治療期間の2~3倍程度の保定期間が必要です。
保定を怠り、歯が動いてしまうと、最悪の場合“再矯正”が必要になることもあるため、保定期間は矯正治療中よりも大切な期間といえます。
床矯正の治療費の目安
床矯正の総治療費はお子様の治療を始めた時期や治療開始時の歯並びの状態などに左右されます。
当院では床矯正を始める前に、お子様の状態を確認し、治療費や治療期間などをできるだけ詳しく説明しております。
また、“矯正治療契約確認書”を作成し、お母さん方の同意を得られた上で治療に入りますので、安心して床矯正に取り組んでいただけます。
ここで床矯正の治療費の目安(税別)をご案内します。
検査料 |
10,000円 |
床矯正装置 |
1個につき 60,000円 |
矯正再診料 |
毎月3,000円(簡単な調整のみ)~5,000円(その他) |
装置修理料 |
1回 5,000円 |
保定装置 |
1個につき 60,000円 |
保定装置修理料 |
1回 5,000円 |
床矯正治療時の注意事項
- 矯正装置は壊さないように大事に扱ってください。
- 1日最低14時間以上(できれば20時間)、毎日装着してください。
- 床拡大装置の使用時は2日に1回必ずネジを巻いてください。
- 歯磨きはやさしく、でも一生懸命に。月に1~2回通院してください。
- 来院される時は、必ず使用している状態でおいでください。
- 矯正治療中4ヶ月に1回、保険診療で歯石取りや歯のクリーニングをおこないます。保険診療になりますので、矯正診療日とは別の日になります。
- 保定を怠って歯が動いてしまった場合の再矯正は初回のみ半額にておこないます。
- 矯正治療中はご本人の努力と周囲の方の協力があって初めていい結果を生み出します。
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